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  • 執筆者の写真あんでぱんだ

『希亡のブラック・レイン』完成しました


あんでぱんだ 中矢でございます。




制作を続けておりました『希亡のブラック・レイン』、完成いたしました。

23年4月30日より頒布開始です。

M3春 2023へご参加の皆様、お疲れ様でした。

また、当サークルへお越しくださった皆様、ありがとうございました。

出来立ての『希亡のブラック・レイン』、楽しんでいただけますと幸いです。



制作途中、車の免許をとりにいったり、転職活動を始めたりと、

寄り道をして

ご出演者の皆様を大変長らくお待たせしてしまいました。

申し訳ございませんでした。

やっと、お届けできます。 短編ノベルゲームはチョコチョコと2作発表し、小説を書いたりもしていたのですが、 前作の長編ノベルゲーム『ツギハギ城の絲の庭』からは3年経っております。 無事に今回も作品として完成させることができ、一安心です。 本当にありがとうございます。 多くの方に遊んでいただけると幸いです。 あんでぱんだサイトへ戻る 〜ここから下は、作品について多少語ってしまっているので、

気になる方や作者の作品語りが地雷でない方のみお付き合いください〜 『希亡のブラック・レイン』ですが、のらりくらりと作っている間に、

戦争が始まったり、国内でテロが行われたりと、 同人作品でありながらも出して大丈夫なのだろうかと悩むこともありました。 しかしながらこれはフィクションです。

戦争やテロや、そういったもののない世界が欲しいからこそ作ったというところはあります。



2018年におおもとの小説を書き始めた時には、 「私だけのデップーがほしい」やら「銀さんみたいな死んだ魚の目のような男を」だとか、そんなことを考えながら書いていたのですが、 書き上がってみれば、下ネタは皆無でギャグも。。。 最終的に自分の内側の深いところへ潜ってしまうのは、私の創作の癖です。 中学生の頃、陸上自衛隊少年工科学校の募集要項が校舎の階段踊り場の掲示板に貼ってありました。 ここに入れたら、家にお金を入れられるだろうかなんて考えたことがあります。

数年後、「経済的徴兵制」という言葉を知りました。 戦争があるということは、「戦争をする人」と「戦争の被害に遭う人」がいるのですが、 それらは明確に分かれることはありません。

「戦争をする人」は同時に「戦争の被害に遭う人」だったりします。 後になったり先になったり、直接的だったり間接的だったり。 そして、この私もまた、ある意味では「戦争をする人」であり「戦争の被害に遭う人」だったりします。 綺麗にスッキリ解決することはないのでしょう。 『ツギハギ城』ができた時にどこかに書いたのですが、 私の創作活動は「弔い」の作業が根底にあります。

せめても、永く生きていたかった全ての命へ想いを寄せたい。

今作のお弔いは以上です。


個人的なお弔いもありますが、それはまあ、ここでは書かなくていいかな。(笑) 他愛もない作者語りにお付き合いくださりありがとうございました。 少しでも、関わってくださった方に楽しい作品でありますように。 2ルート(+α)、 是非お楽しみくださいませ。 2023.4.30

あんでぱんだ 中矢 入文

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